CSVファイルをダブルクリックすると、Excelが起動して、自動的に各項目をセルに分割して読み込んでくれます。

たとえば、サンプルCSVファイルとして、

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"S","23 MG","",7,1,10/12/25,"001102",754800.00,"xyz-SP,mk","400/440",11/12/04

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のようなデータを読み込んでみると、

のようになります。

日付形式の文字列データを日付データに自動的に変換してくれたり、数字を数値に変換してくれたりと、嬉しいこともありますが、図に示すとおり、私にとっては[余計なお世話]と感じることのほうが多いです。

そんなときは、各項目のデータを[文字列]として読み込むと元のデータのままセルに表示することができます。その方法を紹介します。

ファイルの拡張子を[txt]に変更します。

[CSV]のままでは、自動的に上図のようになってしまいます。

2.ファイルメニュからファイルを選択します。

3.テキストファイルウィザード 1/3

元のデータの形式を確認して、[次へ]をクリック。

v

4.テキストファイルウィザード 2/3

区切り文字を適宜設定して、[次へ]をクリック。

5.テキストファイルウィザード 3/3

データのプレビューですべてのデータを選択してから、列のデータ形式を[文字列]に設定し、[完了]をクリック。この順番を逆にすると文字列に設定できません。

/

6.各項目がシートに表示されます。

マクロでCSVファイルを夜読みこむ方法については、[CSVファイルからデータを取り出す]や[他のシステムとのデータ連携]で紹介していますが、すぐにファイルを読み込んで確認したいときには、上記の操作で読みこむことができますので、お試しください。

※読み込んだデータをマクロで利用するためには、[ワークシートからデータを取得する]の方法で配列に容易にデータを取り込むことができます。